タカタが急反発、1週間で5分の1になったが資金繰り支援の観測報道を好感

株式市場 銘柄

■いぜん民生法に進む予想多いが投機筋にとっては妙味あふれる銘柄に

 エアバッグ問題で揺れるタカタ<7312>(東1)は23日、1週間ぶりに反発し、113円(3円高)で始まった後一時ストップ高の160円(50円高)をつけた。民事再生法の適用を申請するとの観測が出ている中で、「国内乗用車メーカーが欠陥エアバッグ問題で経営が悪化したタカタに資金繰り支援を伝えた」(23日付日本経済新聞朝刊)と伝えられ、材料視されている。

 6月16日に民事再生法の適用を申請する方向と伝えられ、以後、3日連続のストップ安を交えて急落。15日の終値484円から22日には一時110円まで下押して約5分の1になった。いぜん、週明けにも民生法の申請に進むのではないかといった予想が多いようだが、米国の自動車部品メーカーが買収に意欲を示しているとの報道もあり、1円、2円の値幅を抜く投機売買筋にとっては、投機妙味にあふれる銘柄になるようだ。(HC)

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