イトーヨーギョーは「無電柱化」材料に28日の都議会開幕を待つ

株式市場 銘柄

■ドンなどの大物が力を発揮するほど株価材料として大きくなるとか

 コンクリート埋設溝などのイトーヨーギョー<5287>(東2・売買単位100株)は26日の後場一段高となり、14時40分にかけて22%高の1327円(235円)まで上げてほぼ3週間ぶりに年初来の高値を更新した。「電線地中化」「無電柱化」工事などの関連銘柄で、9月28日に小池新東京都知事にとって初の議会となる東京都議会が開幕するため、東京オリンピックに向けた無電柱化の推進が議論される期待が再燃したとの見方がある。

 「政策に売りなし」と言うジンクスがあるため期待は大きいようだ。ただ、こうした社会基盤の整備などに関連する株は、議会にドンと呼ばれるような大物が居て力を発揮するほど株価材料としては大きくなるとされるため、今回はどの程度になるか注視する様子もある。

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