三菱自動車は燃費データ問題に目鼻ついたとされ戻り高値を更新

三菱自動車

■ゴーン氏の会長就任観測受け「大ナタ」に期待する様子も

 三菱自動車<7211>(東1・売買単位100株)は20日、戻り高値を更新する始まりとなり、取引開始後に545円(23円高)をつけて6月23日以来約4ヵ月ぶりに540円台を回復した。19日の午後、会長に日産自動車<7201>(東1)のカルロス・ゴーン社長が就任と伝えられて急動意となり、取引終了後には業績見通しの下方修正を発表したが、これによって燃費データ不正問題による業績への影響には目鼻がついたとの見方が出ている。

 株価は今年初から4月まで800円前後から900円前後の水準だったため、この水準まで上げると戻り待ちの売りが出てくるとの見方がある。足元は信用売り残が高水準のため、買い戻しが増加すればこの水準までは速い可能性がありそうだ。

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