ファーストコーポレーションが活況高、東証1部か2部への市場変更と記念配当など好感

株式市場 銘柄

■出来高はすでに11月の一日平均を大きく上回る

 分譲マンション建設などのファーストコーポレーション<1430>(東マ・売買単位100株)は7日、取引開始後に926円(26円高)をつけて出直りを強め、出来高はすでに11月の一日平均を大きく上回って活況となっている。6日の取引終了後、東証が12月26日の売買から市場第1部または第2部に市場変更すると発表。同社は市場変更を記念する配当と新株発行増資などを発表し、好感買いが集まった。

 所属市場(東証1部または2部)の決定は、新株発行増資100万株の発行価格決定期間(2016年12月13日から15日のいずれかの日)に決まる。記念配当は1株につき6円、2017年5月期末に実施し、普通配当と合わせた年間配当は37円の見込み(前期実績は26円)とした。業績は好調で、純利益などが連続で過去最高を更新する見込みだ。

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