JSPはメキシコに工場を持つがGS証券の注目開始など好感し高値に迫る

株式市場 銘柄

■目標株価3800円に設定と伝えられる

 自動車用緩衝素材などの発泡剤の大手JSP<7942>(東1・売買単位100株)は13日、取引開始後に6%高の2899円(175円高)をつけ、12月初につけた昨年来の高値2908円に迫る始まりとなった。ここ数日の円高基調が再び円安に戻った上、ゴールドマン・サックス(GS)証券が投資判断を開始し、目標株価3800円に設定と伝えられた。

 同社はメキシコに工場を持つため、トヨタ自動車<7203>(東1)株などともに、トランプ氏の一連の発言には敏感にならざるを得ない銘柄になる。だが、セットメーカーほどは直接的な影響がないとの見方が少なくないようだ。緩衝素材では欧州の自動車大手との取引など国際展開が拡大しているほか、家電・情報機器などの梱包材もネット通販の普及とともに需要が拡大する方向にある。

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