セブン&アイHD急反発、第3四半期決算を好感し戻り高値を更新

セブン&アイ・ホールディングス 3382

■スーパー事業の赤字縮小など好転目立つとの見方

 セブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1・売買単位100株)は13日、急反発の始まりとなり、取引開始後に4804円(354円高)をつけて約1カ月ぶりに戻り高値を更新した。12日の取引終了後に発表した第3四半期決算でスーパー事業の赤字幅が縮小したこと、コンビニエンス事業は引き続き増勢となったことなどが好感されている。

 第3四半期の連結売上高(16年3~11月)は前年同期比5%減少したが、営業利益は同5%増加した。2月通期の予想は据え置き、売上高は前期比4.6%減、営業利益は同0.2%増、純利益は同50.3%減としたが、実態面では好転が目立つとの見方が出ている。

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