メディカル・データビジョンは医療ビッグデータ法案など材料に上場来の高値

株式市場 銘柄

■連続最高益の好業績、「次世代医療基盤法案」閣議決定など好感

 医療ビッグデータ関連サービスなどのメディカル・データビジョン<3902>(東1)は23日の後場もジリ高基調を続け、14時40分過ぎに3665円(235円高)まで上げて約1週間ぶりに上場来の高値を更新した。最高益を連続更新する見込みで買い安心感があり、引き続き、政府が匿名の患者情報を研究開発に使う「次世代医療基盤法案」を3月10日に閣議決定したと伝えられたことなどが期待材料視されている。

 PERは100倍に乗るが、最高益更新銘柄で事業内容に類似銘柄が少ないため、評価が高い証拠と積極的に受け止める姿勢が多いようだ。チャート観測では、2016年1月から9月にかけての値上がりを第1波とする場合、16年12月に始まった今回の値上がりは第2波と見ることができ、同じ規模の値上がり幅になるとした場合は5000円台なかばまでの上げがイメージできるとの見方がある。(HC)

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