【業績でみる株価】神戸物産は17年2月度も好調で17年10月期業績予想は増額の可能性

 食材販売の「業務スーパー」をFC展開している神戸物産<3038>(東1)は、3月14日発表した17年10月期第1四半期の連結業績が大幅増益となり、3月22日発表した17年2月度の月次個別業績も大幅増益だった。17年10月期連結業績予想は増額の可能性が高いだろう。株価は1月高値を突破して昨年来高値更新の展開となった。好業績を評価して15年7月高値を目指す展開が期待される。

 17年10月期の連結業績予想については、売上高が16年10月期比5.5%増の2524億円、営業利益が同1.4%増120億円、経常利益が同32.9%増の116億円、純利益が同55.7%増の71億円としている。

 3月14日発表した第1四半期(11~1月)の連結業績は、売上高が前年同期比4.1%増の621億22百万円で、営業利益が同49.8%増の35億92百万円、経常利益が同91.0%増の46億53百万円、純利益が同49.8%増の22億20百万円だった。なお連結子会社で発生した火災事故の損害額7億36百万円を特別損失に計上している。

 通期会社予想に対する第1四半期の進捗率は、売上高が24.6%、営業利益が29.9%、経常利益が40.1%、純利益が31.3%で、利益進捗率が高水準だった。

 また3月22日発表した17年2月度の月次個別業績(速報値)は、売上高が前年同期比3.3%増の167億16百万円で、売上総利益が同30.3%増の13億34百万円、営業利益が同43.8%増の8億44百万円、経常利益が7億26百万円(前年同期は4億90百万円の赤字)と好調だった。

 新規出店効果に加えて、直轄エリアの既存店売上高が100.6%、直轄エリアの全店売上高が104.4%、全国の全店売上高が103.5%と好調に推移し、利益面ではNB商品からPB商品への切り替えによる利益率改善も寄与した。

 第1四半期の大幅増益に続いて17年2月も好調に推移しており、17年10月期連結業績予想は増額の可能性が高いだろう。

 株価は1月高値4345円を突破して昨年来高値更新の展開となり、3月17日には4590円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して15年7月高値を目指す展開が期待される。(MM)

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