インテリジェントウェイブの今期第3四半期は、クレジットカード業界での設備投資の案件が増加し、大幅増収増益となる

■受注状況は好調さを維持していて、今後も継続すると予想される

 インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)の今期第3四半期は、当社の主要な事業領域であるクレジットカード業界において設備投資の案件が増加していることもあり大幅増収増益となった。

 17年6月期第3四半期業績は、売上高60億56百万円(前年同期比23.9%増)、営業利益5億22百万円(同21.6%増)、経常利益5億63百万円(同26.4%増)、純利益4億06百万円(同41.7%増)となった。

 2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催を控えて、クレジットカード業界では大規模なシステム統合や更新のほか、システム開発を中心とした設備投資の件数は増加しており、同社の事業機会も拡大している。更に、訪日外国人客の増加とキャッシュレス決済の推進や、決済手段の多様化を背景とした設備投資案件も増加しており、同社の受注状況は好調さを維持していて、今後も継続すると予想される。

 そこで、今通期業績予想に対する進捗率を前期と比較すると、売上高75.7%(前年同期67.8%)、営業利益65.25%(同60.0%)、経常利益70.4%(同61.1%)、純利益73.8%(同59.8%)と今期が全て上回っていることから、上振れも期待できる。

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