【業績でみる株価】ダイトーケミックスは年初来安値圏から急反発、18年3月期第1四半期進捗率高水準で通期予想は増額の可能性

 半導体・液晶向け感光性材料や写真・記録材料を主力とする化学品メーカーであるダイトーケミックス<4366>(東2)は、半導体・液晶関連の需要好調で18年3月期第1四半期は大幅増益だった。進捗率が高水準で通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は年初来安値圏から急反発した。基調転換して1月高値を試す展開が期待される。

■18年3月期第1四半期の進捗率高水準で通期予想は増額の可能性

 7月27日発表した18年3月期第1四半期(4月~6月)の連結業績は、売上高が前年同期比1.7%増の31億25百万円、営業利益が23.9%増の4億62百万円、経常利益が26.4%増の4億52百万円、純利益が28.5%増の3億95百万円だった。

 主力の半導体用感光性材料、フラットパネルディスプレイ周辺材料などが好調に推移し、コスト削減も寄与して売上総利益は16.3%増加した。

 通期の連結業績予想は据え置いて、売上高が17年3月期比0.8%増の120億円、営業利益が43.8%減の6億50百万円、経常利益が35.9%減の7億円、純利益が51.5%減の7億50百万円としている。

 減価償却費や製造費用の増加で減益予想としているが、第1四半期の進捗率は、第2四半期累計(4月~9月)に対して売上高53.9%、営業利益184.8%、経常利益180.8%、純利益197.5%、通期予想に対して売上高26.0%、営業利益71.1%、経常利益64.6%、純利益52.7%と高水準である。通期会社予想は増額の可能性が高いだろう。

■株価は年初来安値圏から急反発、基調転換して1月高値試す

 株価は第1四半期業績を好感する形で年初来安値圏500円近辺から急反発し、8月3日には755円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線と26週移動平均線を一気に突破した。基調転換して1月高値1059円を試す展開が期待される。これを突破すれば99年来の高値圏だ。(MM)

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