ユビキタスAI、米SecEdgeと販売代理店契約、IoT/エッジ機器の国際セキュリティ対応を強化

■SEC-TPMとTPMソフトウェアの統合で導入負担を軽減

 ユビキタスAI<3858>(東証スタンダード)は3月4日、エッジデバイス向けデジタルセキュリティ企業のSecEdge(米ワシントン州)と販売代理店契約を締結したと発表した。TPM2.0準拠のファームウェアTPM(fTPM)「SEC-TPM」を日本市場で本格展開するほか、同製品と同社のTPMソフトウェアスタック「Ubiquitous TPM Security」との統合に向けた枠組みにも合意した。

 近年、IoT機器やエッジデバイスではクラウド常時接続や遠隔アップデートが一般化し、改ざん防止や真正性確保などデバイスレベルのセキュリティが重要課題となっている。欧州サイバーレジリエンス法(CRA)やIEC62443、NISTガイドラインなど国際的なセキュリティ基準への対応も企業に求められているが、TPM実装には高度な技術理解やハードウェア変更が必要で、開発現場の負担が大きいとされてきた。

 SEC-TPMはTrusted Computing Group(TCG)が策定するTPM2.0に準拠したfTPMソリューションで、設計からアクティベーション、管理までを含むプロビジョニングサービスを備える。ArmTrustZoneなどのセキュアハードウェア上で動作し、NXP i.MX、STM32MP、NVIDIA Jetson Orinなど主要Armプラットフォームに対応する。両社は今後、TPM導入を容易にする環境整備を進め、日本のメーカーによるIoT/エッジ機器の国際セキュリティ基準対応と製品競争力向上を支援する方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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