【株式市場】建設株など強くTOPIX、JPX日経400は2015年以来の高値を更新し日経平均も反発

株式

◆日経平均の終値は2万55円89銭(103円56銭高)、TOPIXは1639.27ポイント(7.92ポイント安)、出来高概算(東証1部)は15億590万株

チャート15 7日の東京株式市場は、前週末までのNYダウが8日続けて最高値を更新したことや円相場の安定推移が好感され、日経平均は前後場とも堅調に推移して反発した。自動車株などが朝から高く、前週末に第1四半期決算を発表した日清オイリオグループ<2602>(東1)なども活況高。日経平均は11時にかけて133円57銭高(2万85円90銭)まで上げ、後場は、正午に発表した鹿島<1812>(東1)が一段高となるなど、建設株や合繊株なども高い。TOPIX、JPX日経400は2015年以来の高値を更新。東証2部指数、日経JASDAQ平均も高いがマザーズ指数は軟調。

 11時に四半期決算を発表したユニチカ<3103>(東1)、13時に発表した東レ<3402>(東1)が発表後に一段高となり、古河電気工業<5801>(東1)は2日に発表した四半期決算が連日好感されて4日続伸。ファンデリー<3137>(東マ)は7月末に発表した四半期決算を再評価とされて急反発。santec<6777>(JQS)は4日発表の四半期決算が好感されてストップ高。

  東証1部の出来高概算は15億590万株、売買代金は2兆353億円。1部上場2022銘柄のうち、値上がり銘柄数は1397銘柄、値下がり銘柄数は514銘柄。

 また、東証33業種別指数は28業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、建設、繊維製品、輸送用機器、金属製品、電力・ガス、非鉄金属、証券・商品先物、などとなった(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る