ディーエムソリューションズの3月期第1四半期は営業利益1億9百万円、上期計画を上回る

■7月から稼働を開始した日野フルフィルメントセンター

 ディーエムソリューションズ<6549>(JQS)は10日、2018年3月期第1四半期業績(非連結)を発表し、売上高は26億22百万円、営業利益は1億9百万円、経常利益は1億6百万円、四半期純利益は65百万円だった。上期計画に対する利益面の進捗率は、営業利益126.7%、経常利益132.5%、四半期純利益132.5%とすでに上回った。

 同社は、総合マーケティング企業としてDMや宅配便の発送代行サービスを行うダイレクトメール事業と、インターネット広告の最適化ソリューションの提供や比較サイトを運営するインターネット事業を展開する。

 各事業別に見ると、ダイレクトメール事業では、企画制作からデザイン、印刷、封入・封緘作業を一括して手がける ワンストップサービスの提供、郵便やメール便のスケールメリットを活かした提案型営業を積極的に展開した。また、7月から稼働を開始した日野フルフィルメントセンターの準備に着手し、在庫管理・受注・仕分け・梱包・発送・請求・決済までを一括受託するフルフィルメントサービスを強化した。 これにより、売上高は23億9百万円、営業利益1億66百万円となった

 インターネット事業では、SEOと併せて、コンテンツマーケティングに注力し、コンサルティング型マーケティングサービスの提供を強化。また、これまで培ったSEOのノウハウとWebサイトのコンテンツ制作ノウハウを活かしたバーティカルメディアサービスによる収益も堅調に推移した。これにより、売上高は3億13百万円、営業利益は45百万円となった。バーティカルメディアサービスとは、特定の分野に特化した自社Webサイトの運営を通じて、利用者へ有益な情報や各種サービスを提供するサービスのことである。

 今2018年3月期業績は、売上高102億60百万円(前期比12.4%増)、営業利益2億80百万円(同6.5%増)、経常利益2億73百万円(同3.5%増)、純利益1億69百万円(同0.4%減)と予想している。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る