ケンコーマヨネーズの今期第1四半期は、増収大幅増益と好調そのもの

■増収効果に加え、原価率、販管費率ともに前年同期を下回り大幅増益

 ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)の今期第1四半期は、増収大幅増益と好調そのもの。

 第1四半期連結業績は、売上高160億83百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益8億24百万円(同29.8%増)、経常利益7億73百万円(同33.5%増)、純利益8億68百万円(同142.6%増)であった。

 大幅増益は、増収効果に加え、原価率が73.8%と0.3ポイント低減したことで、売上総利益は42億07百万円(同10.4%増)となり、販管費率も21.0%と0.5ポイント低減したことで、営業利益以下が大幅な増益となった。しかも最終利益については、関係会社売却益1億94百万円を特別利益に計上したことで、前年同期比で約2.4倍の利益となった。

 7日引け後の株価1712円で弾く予想PERは13.75倍、PBR(実績)1.35倍、配当利回り1.46%。株価は高値圏で推移しているが、株価指標は割安であることから、年初来の高値更新し、1800円ラインを意識した動きが予想される。

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