【業績でみる株価】ダイナパックは09年来高値圏、17年12月期通期業績・配当予想増額

 食品や家電向けを中心とする段ボール・印刷紙器メーカーであるダイナパック<3947>(東2)の17年12月期第2四半期累計が計画超の増収増益となり、通期予想および配当予想を増額修正した。通期予想には再増額余地がありそうだ。株価は水準を切り上げて09年来の高値圏だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■17年12月期通期業績・配当予想を増額修正

 8月4日発表した17年12月期第2四半期累計(1月~6月)の連結業績(7月28日に増額修正)は、売上高が前年同期比10.1%増の238億41百万円で、営業利益が54.8%増の5億40百万円、経常利益が30.8%増の7億66百万円、純利益が2.6倍の10億70百万円だった。

 計画超の大幅増収増益だった。段ボールの国内販売数量は6%増加した。食料品・青果物をはじめ多くの分野で堅調に推移し、特に衛生用品等で大幅伸長した。海外はベトナム市場の旺盛な需要を取り込むための設備増強が完了して本格稼働したことも寄与した。利益面では生産性向上の効果や中国をはじめとする取引条件見直しも寄与した。経常利益は配当金収入の増加、純利益は投資有価証券売却益も寄与した。

 通期の連結業績予想(7月28日に売上高を17億円増額、営業利益を据え置き、経常利益を1億60百万円増額、純利益を10億30百万円増額)は、売上高が16年12月期比6.7%増の497億円、営業利益が4.2%増の10億60百万円、経常利益が4.3%減の13億70百万円、純利益が67.6%増の19億20百万円としている。

 通期会社予想に対する第2四半期累計の進捗率は、売上高が48.0%、営業利益が50.9%、経常利益が55.9%、純利益が55.7%である。生産性改善効果も寄与して通期予想に再増額余地がありそうだ。

 なお配当予想は8月4日に期末10円増額修正して年間50円(期末一括)としている。17年7月1日付の株式併合(5株を1株に併合)を考慮して16年12月期の年間8円を40円に換算すると、16年12月期比でも10円増配となる。

■株価は09年来高値圏、好業績評価して上値試す

 株価は8月7日に1668円まで上伸した。09年来の高値圏だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

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