クリーク・アンド・リバー社は10月よりAIプラットフォーム「SmartRobot」の日本での独占販売を開始

■音声合成、音声認識、音声対話、知識検索、画像認識、翻訳領域を統合したAIプラットフォーム

 クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は、10月より、ナレッジマネジメントシステムの開発・販売やRPA(仮想ロボットによる業務自動化)事業を行う台湾のインツミット株式会社が開発した、AI(人工知能)プラットフォーム「SmartRobot(スマートロボット)」の日本での独占販売を開始する。

 インツミットは、MIT (マサチューセッツ工科大学)内にラボを設け、世界中の優秀な研究者と繋がっている。MITや台湾大学出身の優秀なエンジニアなどが集結した頭脳集団。知識探索や自然言語処理、機械学習など、AIの中核技術に関する多数の特許を取得している。インツミットが開発したサービスは、台湾銀行や第一銀行などメガバンク5行中4行が導入するなど、500社以上の企業に導入されている。

 「SmartRobot」は、音声合成、音声認識、音声対話、知識検索、画像認識、翻訳領域を統合したAIプラットフォームで、このプラットフォームから提供する具体的なサービスの1つが、仮想ロボット領域の一形態であるチャットボット。

ss1.jpg


 同チャットボットは、10万件を超える質問と回答のパターンに対応しており、正答率も90%以上という高い実績があることから、銀行をはじめ様々な業種のカスタマーサポートにて活用されております。

 同社では、このチャットボットを日本仕様にローカライズし、C&Rグループがネットワークする2万社以上のクライアントを中心に、金融機関や旅行代理店、不動産仲介、ゲーム会社やテレビ局など、24時間年中無休のカスタマーサポートが必要な企業に対して、導入を提案していく。

 今後、チャットボットだけでなく、 「SmartRobot」を活用した仮想ロボットサービスとして、仮想エージェントや画像合成に関するサービスについても、積極的に事業展開を図るとしている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る