三栄建築設計の17年8月期は主力の戸建住宅分譲事業が好調で大幅増収増益

■今18年8月期も収益拡大基調、4円増配に

 三栄建築設計<3228>(東1)の17年8月期連結業績は、売上高が前期比38.5%増の1005億72百万円、営業利益が同31.0%増の94億96百万円、経常利益が同29.1%増の91億20百万円、純利益が同43.1%増の60億40百万円だった。

 戸建住宅分事業を主力として、分譲住宅、注文住宅から、分譲マンションや賃貸物件まで、住宅に関する「すべて」を自社で生産できる「住宅総合生産企業」である。中期成長戦略として海外にも積極展開している。不動産販売事業における販売件数は、戸建分譲が1486件(前期は1274件)、分譲マンションが348件(同86件)、販売用アパートが68件、所有不動産の売却が27件、ロサンゼルス営業所における不動産販売が9件、土地売りが52件だった。不動産請負事業における戸建住宅請負販売件数は423件(同397件)だった。

 18年8月期連結業績予想は、売上高が1171億11百万円(前期比16.4%増)、営業利益が104億77百万円(同10.3%増)、経常利益が100億18百万円(同9.9%増)、純利益が65億86百万円(同9.0%増)としている。

 同時に、今期の年間配当は前期比4円増の48円に増配する方針とした。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る