五洋建設が2000年以降の高値、業績見通しの増額など好感

株式市場 銘柄

■連結純利益は従来予想を34%引き上げ前年同期比45%増に

 五洋建設<1893>(東1)は24日、上値を追って始まり、取引開始後に4%高の758円(30円高)まで上昇。2000年以降の高値に進んだ。23日の取引終了後、第2四半期の業績見通し(2017年4月~9月累計)の営業・経常・純利益を増額修正して発表し、連結純利益は従来予想を34%引き上げて98億円の見込み(前年同期比では44.8%の増加)とし、注目が強まった。

 国内土木工事および国内建築工事の採算が改善したことや、円安による営業外損益の改善などが寄与した。通期の見通しは据え置き、連結純利益の見通しは前期比1.5%増の155億円、予想1株利益は54円21銭。第2四半期の決算発表は11月10日の予定。第2四半期までで通期見通しの6割強を確保したため注目度は高いようだ。(HC)

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