旭化成は一段高、「目標株価」の引き上げ相次ぎ2022年以来の高値を連日更新

■直近は5日続伸、みずほ証券など1450円に見直したと伝えられ上値追う

 旭化成<3407>(東証プライム)は8月21日、一段高となり、午前10時過ぎには1199.0円(35円高)まで上げて2022年以来の高値を連日更新している。5日続伸基調。中旬以降、みずほ証券、モルガン・スタンレーMUFG証券が相次いで同社株の目標株価の引き上げを発表し、買い安心感がある中で、足元は同社が業績予想の前提の一つとしている国産ナフサ価格の安定化も注目材料とされているようだ。

 みずほ証券は同社株の目標株価を50円引き上げて1450円に見直したと8月14日に伝えられ、モルガンスタンレーMUFG証券は150円引き上げて1450円に見直したと8月19日に伝えられた。旭化成は7月31日に第2四半期累計(2025年4~9月、中間期)の連結業績予想の増額修正を発表し、ヘルスケア領域における販売数量増加やマテリアル領域の固定費削減などにより、営業利益は前回予想を10.5%上回る見込みとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  2. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  3. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  4. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…
  5. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  6. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る