【株式市場】新規上場銘柄が強く日経平均は後場伸び悩むが堅調で早速反発

株式

◆日経平均の終値は2万1739円78銭(32円16銭高)、TOPIXは1753.90ポイント(2.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億9008万株

◆新規上場のSKIYAKI(スキヤキ)は買い気配のまま初値つかず

チャート2 26日後場の東京株式市場は、自動車株などが高値もみ合いに転じた一方、経営統合を予定する出光興産<5019>(東1)昭和シェル石油<5002>(東1)がジリ高となり、輸出用ダンボール原紙の市況上昇が伝えられて王子ホールディングス<3861>(東1)も一段ジリ高。日経平均は40円高(2万1750円前後)の水準で堅調に推移。24日までの16連騰は途切れたが早速反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均も高い。

 後場は、積水化成品工業<4228>(東1)が第2四半期決算の見通し増額などを手がかり材料に一段ジリ高。上場2日目のシルバーライフ<9262>(東マ)は一時ストップ高。ハウスコム<3275>(JQS)は前引け後に発表した第2四半期決算と株式分割、株主優待の導入が好感されて急伸し上場来の高値。

 26日新規上場のSKIYAKI(スキヤキ)<3995>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは気配値のまま上げる場合の本日上限の7820円の買い気配(公開価格3400円の2.3倍)となった。

 東証1部の出来高概算は15億9008万株(前引けは7億299万株)、売買代金は2兆6333億円(同1兆2099億円)。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は1096(同1102)銘柄、値下がり銘柄数は827(同813)銘柄。

 また、東証33業種別指数は19業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、証券・商品先物、石油・石炭、パルプ・紙、繊維製品、輸送用機器、建設、機械、ガラス・土石、情報・通信、などとなった。(HC)

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