チェンジが上場来の高値、第4次産業革命を牽引する新事業に期待続く

株式市場 銘柄

■「データサイエンティストやAIコンサルタントなどの高度IT人材事業」

 モバイル端末によるIT効率化などを行うチェンジ<3962>(東マ)は6日の後場、一段ジリ高基調となり、13時にかけて4%高の1万30円(370円高)前後で推移。2日ぶりに上場来の高値を更新している。10月31日付で新事業の11月開始を発表しており、期待が衰えないようだ。

 10月31日付で、「データサイエンティストやAIコンサルタントなど、第4次産業革命を牽引する高度IT人材を企業に紹介する人材紹介事業を新規事業として、11月1日より新たに開始」と発表した。

 同社は、すでにデータサイエンスやAI技術、ビジネスでの実践事例や導入の方法論などのトレーニングカリキュラムを大手企業・政府官公庁に提供してきた。発表によると、「IT業界のみならず、あらゆる業界でIoT・ビッグデータ・人工知能(AI)の活用が求められる一方、これらの技術を扱える人材が圧倒的に不足している状況であり、今後さらに深刻な状況になると言われている」中で、「これからは人材育成に加え、お客さま企業ごとの状況・課題・方向性を基礎に、デジタルトランスフォーメーション組織の立ち上げを担う高度IT人材をご紹介することで、より一層の大手企業・政府官公庁の変革を後押ししていく」とした。(HC)

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