アクリートは底値圏、20年12月期収益拡大期待

株式市場 銘柄

 アクリート<4395>(東マ)は国内最大級のSMS配信サービス企業である。19年12月期は営業減益予想だが、20年12月期の収益拡大を期待したい。株価は反発力の鈍い展開だが、ほぼ底値圏だろう。

■国内最大級のSMS配信代行サービス

 国内最大級のSMS(ショートメッセージ)配信サービス企業で、主に企業から個人向けへのSMS配信代行サービスを展開している。

■19年12月期営業減益予想、20年12月期収益拡大期待

 19年12月期業績(非連結)予想(12月19日に下方修正)は、売上高が18年12月期比8.4%増の14億円、営業利益が2.4%減の2億40百万円、経常利益が8.1%増の2億40百万円、純利益が11.8%増の1億70百万円としている。

 海外企業向け売上が計画未達となり、一部携帯電話事業者の値上げによる売上原価増加も影響して営業減益予想である。20年12月期の収益拡大を期待したい。

■株価は底値圏

 株価は反発力の鈍い展開だが、ほぼ底値圏だろう。1月30日の終値は722円、時価総額は約40億円である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■AI機能強化でさらに便利に!Siriの進化とChatGPT統合で作業効率向上  Appleは3月…
  2. ■ChatGPT Enterpriseを活用し、業務効率化と新たな価値創造を推進  ふくおかフィナ…
  3. ■2024年度の美容室倒産件数、前年を大幅に上回る197件  帝国データバンクの調査によると、20…
2025年5月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■スタンレー電気など年初来安値銘柄の業績見通しに焦点  日経平均株価が4月に大幅下落する中、年初来…
  2. ■トランプ劇場、急転換の舞台裏!米中摩擦、FRB人事…予測不能な変幻自在  「クルマは急に止まれな…
  3. ■5大商社決算発表を前に高まる投資家の期待感  世界三大投資家の一人ウォーレン・バフェットが日本の…
  4. ■「市場の反乱」の一段落で「市場の勝利」を期待しバフェット流に商社株にバリュー株投資も一考余地  …
  5. ■株価55%高もまだ割安!?記念優待利回り10%超の注目株  10日には米国の関税発動停止を受け、…
  6. ■一喜一憂の投資家心理、トランプ関税「一時停止」の罠  まずフェイクニュースかと目と耳を疑った。次…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る