リボミックが後場ストップ高、「顕著な心機能改善効果を確認」と発表し注目集まる

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■大阪医科大学と共同研究、12月の第27回日本循環薬理学会で発表へ

 創薬ベンチャーのリボミック<4591>(東マ)は6日の後場、急動意となって上値を追い、13時にかけて15%高の678円(88円高)まで急伸。あと買い気配のまま90円ストップ高に達している。6日付で、自社創薬品目であるRBM003(抗キマーゼアプタマー)について、「ハムスターを用いた冠動脈結紮による心筋梗塞急性期モデルで、本アプタマーによる、顕著な心機能改善効果を確認することに成功した(非臨床POC獲得)」と発表。注目されている。

 大阪医科大学大学院医学研究科創薬医学教室(高井真司教授)と共同研究を実施しており、これらの研究成果を、心疾患を含む循環器領域の創薬研究者、製薬会社関係者らが一堂に会する第27回日本循環薬理学会(2017年12月1日から)で報告するとした。

 このところ、バイオ銘柄の中にはUMNファーマ<4585>(東マ)の4日連続ストップ高など、連日急伸する銘柄があるため、リボミックについても値幅妙味を期待する様子が出ている。(HC)

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