【銘柄フラッシュ】gunosyなど急伸し朝日ラバーは3日連続ストップ高

銘柄

 27日は、日経平均が895円安となった24日に追証(追加証拠金)の差し入れ不能になった分の強制決済の売却が出るとされ、明日も同様の売り圧迫が続くとされたが、たとえば25日にかけて44%下落したシリコンスタジオ<3907>(東マ)は2.6%高の100円高で2日続伸など、相場に特有の「振れ過ぎ」「売られ過ぎ」を好機ととらえる買いが優勢の様子だった。

 淺沼組<1852>(東1)は四半期決算を好感した8月初旬からの上昇相場に崩れが見られないとして好業績を見直す買いや信用売りの買い戻しを誘う動きが入ったようで15.7%高となり、2006年以来の高値を更新して東証1部の値上がり率トップ(上場投信を除く)。日本ビューホテル<6097>(東1)は8月30日、9月6日に個人投資家向け説明会を開催とされて期待があるようで13.6%高となり東証1部の値上がり率2位(同)。エスアールジータカミヤ<2445>(東1)は連続最高益の見通しに加え、今年は台風が多く仮設足場の需要に期待との見方も言われて一時ストップ高のあとも13.2%高となり東証1部の値上がり率3位(同)。

 福田組<1899>(東1)はこのところの全体相場急落局面でも上昇トレンドに崩れなしとされて配当増額などの好業績が見直され6.9%高と年初来の高値を更新。キッコーマン<2801>(東1)は米国市場でも外部環境が不透明な際のディフェンシブストックと位置づけられているとされて見直されたようで6.1%高と急反発し、日清食品ホールディングス<2897>(東1)も3.5%高の急反発。gunosy(グノシー)<6047>(東マ)は6~8月の第1四半期好調の期待などから21.2%高の大幅続伸となり、富士山マガジン<3138>(東マ)は好業績の売られ過ぎ銘柄とされて20.0%ストップ高、朝日ラバー<5162>(JQS)は補助金対象事業や新工場建設などが材料視されて3日連続ストップ高の16.8%高。メディアグローバルリンクス<6659>(JQS)は放送局の4K映像システムのIPビデオルーターなどが言われて9.4%高の大幅続伸となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る