綿半ホールディングスの10月既存店はEDLP戦略の定着により順調に推移

株式市場 銘柄

■全店売上高は子会社化した綿半Jマートが寄与

 綿半ホールディングス<3199>(東1)は10日、10月の月次売上状況(スーパーセンター事業17年10月度の速報値)を発表し、全店売上高は前年同月比116.8%で2015年4月から31ヵ月連続のプラスとなった。昨年11月に子会社化した「綿半Jマート」が寄与し順調に推移している。

 一方、10月の既存店は、月前半は昨年の庄内店改装セールや松本の大型ショッピングセンター出店の影響がありつつも、EDLP戦略の定着により順調に推移した。月後半は大型台風の影響が大きく、客数が伸び悩んだ。また、昨年に比べ土曜日が1日少ない事もあり、売上高は96.2%で10ヶ月ぶりに、客数は94.6で8ヶ月ぶりに前年を下回った。客単価はミックスマッチ(複数販売による割引)の効果により、101.7%で14ヶ月連続のプラスとなり、順調に伸長している。

 なお、「綿半Jマート久米川店」は、11月22日から新しく、食品とガーデニングを強化した都市型の小型スーパーセンター「綿半スーパーセンター東村山店」としてリニューアルオープンする。

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