【株式市場】弱いドル歓迎発言受け日経平均は一時251円安まで下押すが好業績株などは強い

株式

◆日経平均の前引けは2万3723円60銭(217円18銭安)、TOPIXは1888.17ポイント(13.06ポイント安)、出来高概算(東証1部)は8億582万株

チャート9 25日(木)前場の東京株式市場は、「米ムニューシン財務長官が世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で「弱いドルは貿易の面で米国に利益がある」などと発言した」(日本経済新聞1月25日付朝刊)と伝えられ、ドル安・円高が進み、日経平均は株価指数の先物主導で安く始まった。円高メリットのニトリホールディングス<9843>(東1)などは高いが、日経平均は取引開始後に251円84銭安(2万3688円94銭)まで下押し、前引けも217円18銭安(2万3723円60銭)となった。中で、日経JASDAQ平均は高い。

 NY原油が1バレル65ドル台に乗ったことなどを受けて国際石油開発帝石<1605>(東1)などがしっかりし、東京個別指導学院<4745>(東1)は株主優待を受講料割引からカタログ商品選択へと変更することなどが言われて高い。日本スキー場開発<6040>(東マ)は降雪という天候に恵まれているとされて出直り拡大。エヌエフ回路設計ブロック<6864>(JQS)は四半期決算と業績予想の増額が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は8億582万株、売買代金は1兆5314億円。1部上場2063銘柄のうち、値上がり銘柄数は550銘柄、値下がり銘柄数は1423銘柄となった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る