建設技術研究所は1月26日に国際規格であるISO55001(アセットマネジメントシステム)の認証を取得

登録証を受け取る村田社長(右)

■一般公共インフラのアセットマネジメントに関するコンサルティングサービスを対象として

 建設技術研究所<9621>(東1)は、一般公共インフラ(河川・海岸施設、橋梁、トンネル)のアセットマネジメントに関するコンサルティングサービスを対象として、ISO55001の認証を取得した。

 これまで多くのインフラを建設してきたが、これらのインフラの老朽化が大きな社会問題となっている。予算や人的資源が限られる中で、施設の維持管理は最小限の費用で合理的に行う必要がある。

 同社は、2013年に「インフラマネジメントセンター」を設立し、社会ニーズに対応するために、コンサルティングサービスを行ってきたが、さらに幅広い分野のインフラを対象として、調査・計画・設計、マネジメント、整備・運営、情報提供などを含むあらゆるニーズに対応できる企業を目指している。

 そこで、アセットマネジメントに関する技術の更なる向上と信頼されるコンサルティングサービスの提供を目的にアセットマネジメントシステムを導入し、1月26日に国際規格であるISO55001の認証を取得した。

 同社ではこれを機会に、他の分野の認証拡大を進めるとしている。

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