富士ソフトサービスビューロの今3月期第3四半期はコールセンター・BPOサービスともに好調で増収大幅増益

■18年3月期は収益2桁増を見込む

 富士ソフトサービスビューロ<6188>(JQS)は9日、18年3月期第3四半期業績(非連結)を発表した。

 売上高が前年同期比21.5%増の72億36百万円、営業利益が同2.7倍の2億87百万円、経常利益が同2.7倍の2億89百万円、四半期純利益が同2.7倍の2億03百万円だった。

売上高は、コールセンターサービス分野、BPOサービス分野ともに官公庁向けの案件が拡大した。利益面は、売上高の拡大に加え、選挙関連のスポット案件も貢献し、好調に推移した

 サービス別に見ると、コールセンターサービス分野の売上高は34億39百万円(前年同期比18.9%増)となった。国民健康保険中央会から新規受託したITヘルプデスク業務が、今期の4月からスタートしたこと、既存の日本年金機構向け年金相談業務における業務拡大等により、引き続き好調に推移した。

 BPOサービス分野の売上高は、37億97百万円(同24.0%増)となった。日本年金機構向け年金事務業務の伸張や衆議院議員選挙関連のスポット業務受託により、引き続き好調に推移した。

 2018年3月期業績予想は、売上高が97億円(前期比13.5%増)、営業利益が3億30百万円(同22.1%増)、経常利益が3億30百万円(同16.1%増)、純利益が2億40百万円(同14.5%増)としている。

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