フォーカスシステムズの第3四半期は情報システムに関する投資意欲は高いことから、増収大幅増益と好調に推移

■リーダー層の育成強化や受注判定の厳格化によりプロジェクトマネジメントを徹底

 フォーカスシステムズ<4662>(東1)の第3四半期は、情報システムに関する投資意欲は高いことから、増収大幅増益と好調に推移した。

 今期18年3月期第3四半期連結業績は、売上高137億93百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益6億61百万円(同54.9%増)、経常利益6億55百万円(同57.2%増)、純利益4億62百万円(同65.1%増)であった。

 第3四半期は、リーダー層の育成強化や受注判定の厳格化によりプロジェクトマネジメントを徹底することで、プロジェクトの売上、利益ともに増加した。また、さらに予見されるビジネスチャンスを確実なものとするため、企業力の向上に努めている。その一環として、人材確保・育成、既存3事業を活かした新製品・新サービスの開発、M&A及び資本・業務提携を目的とした資金調達のため、第三者割当による行使価格修正条項付きの新株予約権の発行を行った。

 この様な取り組みが奏功したことで、増収大幅増益と第3四半期好調に推移したことから、通期連結業績予想については前回予想を据え置いている。

 今期18年3月期通期連結業績予想は、売上高184億円(前期比3.1%増)、営業利益8億50百万円(前期比3.1%増)、経常利益8億20百万円(同12.1%増)、純利益5億20百万円(同5.7%減)を見込む。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る