【株式市場】分割銘柄などは強いが欧米株式の全面安など受け日経平均は一時178円安

株式

◆日経平均の前引けは2万1043円61銭(138円03銭安)、TOPIXは1696.49ポイント(11.85ポイント安)、出来高概算(東証1部)は6億3899万株

チャート12 5日(月)前場の東京株式市場は、前週末の欧米株式の全面安を受けて積極的な売買を行う様子が見られず、133円安で始まった後も軟調に推移。10時には178円02銭安(2万1003円62銭)まで下押した。個別物色は活発で、ジーンズメイト<7448>(東1)は2月の月次売上高の2ケタ増が注目されて急伸するなどしたが、日経平均の前引けは138円03銭安(2万1043円61銭)となった。TOPIX(東証株価指数)は取引時間中としては2月14日以来の1700ポイント割れとなり、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって安い。

 大正製薬<4581>(東1)は業績が好調な上、花粉症に関連する銘柄と言うシーズン性が材料視されて上げ、ラクス<3923>(東マ)翻訳センター<2483>(JQS)は株式分割が好感されて急伸。

 東証1部の出来高概算は6億5255万株、売買代金は1兆1359億円。1部上場2069銘柄のうち、値上がり銘柄数は511銘柄、値下がり銘柄数は1488銘柄となった。(HC)

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