円相場が一時132円台の円高、実質月末日という特殊要因の中、米金利に上げ止まり観測

■米GDP速報が予想外のマイナス成長となり「転機」の見方

 7月29日の円相場が正午過ぎに一時1ドル132円台に入り、28日夕方に比べ2円50銭前後もの円高になった。このところ円安が続いてきたが、6月17日以来の水準に戻る展開になった。日経平均は13時前から小安くなっている。

 実質月末取引日という特殊要因のなか、米国で28日に発表されたGDP速報が予想外のマイナス成長となったことなどを受け、年初からの利上げ政策に転機が訪れるとの予想がでているもよう。これまでの日米金利差拡大傾向が変換するとの見方が円買いにつながったようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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