【株式市場】引き続き国会審議の行方が注目され日経平均は軟調小動きのまま2日続落

株式

◆日経平均の終値は2万1480円90銭(195円61銭安)、TOPIXは1719.97ポイント(16.66ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億663万株

チャート12 19日後場の東京株式市場は、引き続き国会審議の行方を待ちたい雰囲気が漂い、薬効の追加申請の観測報道が出た小野薬品工業<4528>(東1)や東証1部指定が確定した桧家ホールディングス<1413>(東2)などが買い優勢で推移した。しかし、日経平均は軟調なまま一進一退となり、前場の安値(193円29銭安の2万1483円22銭)は割らなかったが大引けまで重く2日続落となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も小安い。

 後場は、ニトリホールディングス<9843>(東1)が業績の好調さなどに注目再燃とされて6日続伸の上場来高値更新となり、インフォマート<2492>(東1)が3期ぶり最高益の見込みなどを評価し直す相場とされて選別買いを集めて上げ、エリアリンク<8914>(東マ)は収納事業が好調とされてほぼ10年ぶりの高値。ドーン<2303>(JQS)は商用ドローンの夏開始という前週の報道が材料視されて2日連続ストップ高。

 19日、東証2部に新規上場となった共和コーポレーション<6570>(東2・売買単位100株)は、買い気配で始まり、10時53分に公開価格1590円を58%上回る2511円で初値がつき、高値は前場の2555円。大引けは2116円となった。

 東証1部の出来高概算は12億663万株(前引けは6億574万株)。売買代金は2兆1678おくえん(同1兆846億円)。1部上場2071銘柄のうち、値上がり銘柄数は311(同313)銘柄、値下がり銘柄数は1710(同1704)銘柄。

 また、東証33業種別指数の中で値上がりした業種は、鉱業。1業種のみ(前引けは3業種のみ)となった(HC)

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