農業総合研究所は日本郵便・四国支社との提携が注目され大幅続伸

株式市場 銘柄

■産直農産物を郵便の物流に乗せて迅速配送

 農業総合研究所<3541>(東マ)は20日も大幅続伸し、15%高の2395円(304円高)まで上げて戻り高値を連日更新している。直近の会社発表ニュースとしては、18日付で、日本郵政<6178>(東1)の日本郵便株式会社・四国支社(愛媛県松山市)との業務委託契約を発表したことがあり、産地直送農産物の事業拡大に期待が強まっている。

 同社は。全国の生産者、農産物直売所と提携し、全国72拠点(2018年2月28日現在)の集荷施設で集荷した新鮮な農産物を都市部のスーパーマーケットを中心としたインショップ形式の直売所で委託販売している。ショップは1087店舗(国内1081店舗、香港6店舗)に達し、すでに日本航空<9201>(東1)とも提携している。

 日本郵便・四国支社との提携では、郵便局に「集荷場等」を設置し運営してもらい、出荷者から持ち込まれた農産物等は、日本郵便・四国支社の物流を活用して出荷することなどを行う。「今後、両社は、四国での実績を見ながら業務拡大を検討していく」とした。(HC)

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