20日上場のHEROZは買い気配のまま公開価格の25%高(9時50分現在)

株式市場 IPO 鐘

■将棋「電脳戦」でプロ棋士に勝利したAIシステムなど開発し「人工知能で世界を驚かすサービス」めざす

 20日、東証マザーズに新規上場となったHEROZ(ヒーローズ)<4382>(東マ・売買単位100株)は、将棋の「電脳戦」でプロ棋士に勝利したAI(人工知能)システムを開発し、AIソリューション「HEROZ Kishin」などで「人工知能で世界を驚かすサービスを提供」することを目的に活動している。

 公開価格は4500円。4500円カイ気配でスタートし、9時50分にかけては公開価格の25%高の5640円の買い気配となっている。まだ初値はつかず、本日は買い気配のまま初値はつかないだろうとの見方も出ている。

 会社発表の今期・2018年4月期の業績見通しは、売上高が前期比25.7%増の11億300万円、営業利益が同3.6倍の3億2100万円、純利益は同2.3倍の2憶1900万円、1株利益は72円87銭。

 公開価格のPERは61.6倍になり、類似銘柄としては、シルバーエッグ・テクノロジー(3961)のPER50倍台、ユーザーローカル(3984)のPER80倍台などが挙がられている。(HC)

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