25日上場のベストワンドットコムは買い気配のまま公開価格の56%高(11時現在)

株式市場 IPO 鐘

■クルーズ船やパッケージ旅行の企画・販売などを行い売上高44%増の見込み

 25日新規上場となったベストワンドットコム<6577>(東マ・売買単位100株)は、クルーズ旅行に特化したオンライン旅行会社として、主に個人顧客をターゲットに海外・国内クルーズの乗船券やパッケージ旅行の販売を行っている。クルーズ旅行の特性上、欧州発着や日本発着クルーズのオンシーズンは毎年4月から9月であり、特に、5月のゴールデンウィーク期間及び7月から9月の夏休み期間に取扱い数が集中する傾向にあるという。

 朝から買い気配が続いており、11時現在は公開価格4330円に対し56%高の6750円の買い気配。まだ初値はついていない。

 会社発表の今期・2018年7月期の連結業績見通しは、売上高が前期比44.1%増の17億2431万円、営業利益が同6.8%増の1億1712万円、純利益は同4.6%増の7894万円。1株利益は142円45銭。

 公開価格はPER30.4倍になり、エボラブルアジア(6191)のPER40倍前後、ユーラシア旅行社(9376)のPER30倍前後などが参考になるようだ。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■60億円の設備投資と記念商品で90年の歴史を祝う  ニッカウヰスキーの創業90周年を機に、アサヒ…
  2. ■12フィートコンテナ80個積載、迅速な物資輸送を実現  センコーグループホールディングス(センコ…
  3. ■主要アパレルブランドのさらなる成長と周辺事業への拡張を目指す  三井物産は6月3日、アパレルブラ…
2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■熱中症予防対策で家電メーカーや家電量販店も注目  今週の当コラムでは、「確トラ」と「もしハリス」…
  2. どう見るこの相場
    ■予想可能性相場は意外とロングランとなる可能性も  「一難去ってまた一難」である。前週7月第3週は…
  3. ■割安な6銘柄が33%上昇!今後も高騰期待株続々浮上  東証の集計によれば、2005年以降、今年7…
  4. ■サマーラリー目前!投資家は今こそ2年スパンで考えるべき  「株価は半年先を予測する」といわれる。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る