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商船三井、海底熱水で世界初のLED点灯実証に成功、最大60GWの発電潜在力
- 2026/2/27 08:23
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■NEDO助成事業で実海域実験、海底環境下の基礎データ取得
商船三井<9104>(東証プライム)は2月26日、NEDOの助成事業「水素社会構築技術開発事業/地域水素利活用技術開発」の一環として、中部沖縄トラフの海底熱水を利用したLED点灯実証に世界で初めて成功したと発表した。マグマ等を熱源とする海底熱水の熱エネルギーを活用し、海洋由来の国産再生可能エネルギーとしての可能性を示した。
同プロジェクトは同社が統括し、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、海上・港湾・航空技術研究所、東京海洋大学、地熱技術開発、elleThermoなどと連携して実施。中部沖縄トラフの海底熱水噴出孔から噴出する熱水を熱源に発電し、その電力で海中のLEDライトを一定時間制御して連続点滅させた。実海域で海底熱水の熱を利用してLEDを点灯させた実証は世界初であり、海底環境下での温度条件、発電性能、耐久性に関する基礎データを取得した。実験は東京大学大気海洋研究所の共同研究プログラムの支援のもと実施された。
同社は、今回の成果と中部沖縄トラフなど一部海域で最大60GW規模(日本の年間発電電力量の約30%相当)の発電ポテンシャルがあるとの試算を踏まえ、他海域での資源調査や発電モジュール開発、長期連続試験を段階的に進める方針である。さらに「海底発電→洋上プラントで水素・アンモニア・合成燃料製造→船舶等への供給」というバリューチェーンの成立性を検証し、海底熱水を基盤としたゼロエミッション燃料モデルの商用化を目指す。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)























