スクロールが10年ぶりの高値、4月の月次好調で再騰一段高

株式市場 銘柄

■4月の月次売上高は前年同月比24.1%増加

 複合通販企業のスクロール<8005>(東1)は25日、飛び出すように上値を追い、10時30分にかけては10%高の611円(56円高)前後で2008年以来の高値に進んでいる。24日付で月次売上高(4月度)を発表し、前年同月比24.1%増加した。

 今期・2018年3月期の連結業績見通しは、M&Aによる拡大もあり、売上高を前期比12.5%の増加、営業利益は同84.1%の増加、1株利益は49円84銭を見込む。

 株価は、この業績発表を受けて5月上旬に4割近く急伸した。25日はこれに次ぐ一段高の再騰になり、テクニカル的には「N」字型の上値追いとなって最初の急伸幅約150円と同レベルの上げに発展することがあるとの見方が出ている。この場合、計算上は700円どころまで上値が見込めることになる。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る