富士通ゼネラルが続伸し関東甲信地方の最も早い梅雨明けなど材料視

株式市場 銘柄

■ただ、猛暑関連株の値動きはまだ序の口の印象がある

 富士通ゼネラル<6755>(東1)は2日、5日続伸基調となり、取引開始後に5%高の1815円(81円高)まで上げて戻り高値を更新している。ルームエアコン事業が主力のため、関東甲信地方で観測史上最も早い6月29日に早々と梅雨明け宣言が出され、梅雨明けの早い年は猛暑になりやすいとされ、関連株として材料視されている。

 ただ、全国的には、台風7号による豪雨の予想や長雨の予報が出ており、同じくエアコンで知られるダイキン工業<6367>(東1)は0.9%高の1万3400円(130円高)前後。また、飲料関連株は伊藤園<2593>(東1)が軟調で続落模様など、いわゆる猛暑関連株の値動きはまだ序の口の印象がある。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る