ヤマシタヘルスケアHDがストップ高、5月決算見通しを大幅増額

株式市場 銘柄

■今期の見通しにも期待が集まる

 ヤマシタヘルスケアホールディングス<9265>(東1)は4日、ストップ高の1756円(300円高)で始まり、上場来の高値1775円(2017年12月1日)に迫った。2日の取引終了後、18年5月期の通期連結業績・配当予想の増額修正を発表。営業利益は従来予想を56%引き上げて3.73億円の見込み(前期比では2.1倍)などとしたため注目が殺到した。

 決算発表は7月11日前後の見込み。今回の予想増額では、SPD契約施設における医療機器消耗品の売上が順調に増加し、低侵襲治療分野における内視鏡備品やサージカル備品の売上が予想を上回り、昨年6月にグループ化した株式会社トムスにおける透析分野機器の売上が当初予想を上回った。今期の見通しにも期待が集まっている。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る