高見沢サイバネティックス、株主優待拡充と増配を発表、組織再編と業績修正も実施

■優待ハードル引き下げで投資魅力向上、個人株主の裾野拡大狙う

 高見沢サイバネティックス<6424>(東証スタンダード)は3月18日、株主優待制度の拡充、配当予想の増配修正、組織変更および人事異動、並びに2026年3月期の業績予想修正を発表した。株主還元の強化と経営体制の見直しを同時に打ち出し、企業価値向上を図る姿勢を示した。

 株主優待制度は対象を従来の200株以上から100株以上へ引き下げ、保有株数のハードルを緩和した。100株以上500株未満は1000円分、500株以上は2000円分のオリジナルクオカードを贈呈する内容で、2026年3月31日時点の株主から適用する。配当については、期末配当予想を従来の1株20円から3円増額し23円へ修正した。

 一方、業績予想は下方修正となった。通期連結売上高は12800百万円(前回比1740百万円減)、営業利益570百万円(同310百万円減)とし、親会社株主に帰属する当期純利益は475百万円(同395百万円減)と見込む。交通システム機器の販売減少や海外大型案件の繰り延べが影響した。

 組織面では管理部門の再編として経営企画部門と経理部門を統合した「経営戦略室」や「管理室」を新設し、営業本部では事業部を廃止して指揮系統を簡素化した。さらに資材調達強化のため「資材センター」を設置するなど、効率化と成長基盤の整備を進める方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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