【株式市場】好業績株など強く日経平均は4日続伸しTOPIXは10日ぶりに1700ポイントを回復

株式

◆日経平均は2万2601円77銭(190円85銭高)、TOPIXは1709.20ポイント(10.98ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少なめで9億8377万株

チャート4 8月24日後場の東京株式市場は、円相場が対ユーロで円安の度合いを強め、ソニー<6758>(東1)キヤノン<7751>(東1)が一段とジリ高基調になり、日経平均も次第高となって大引け間際に191円42銭高(2万2602円24銭)まで上げた。4日続伸。終値での2万2600円台は8月9日以来。また、TOPIXは8月14日以来の1700ポイント台回復となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JQ平均も高い。

 後場は、王子ホールディングス<3861>(東1)が第1四半期の大幅増益を見直す動きやSMBC日興証券による目標株価の引き上げを材料に一段とジリ高になり、アライドテレシスホールディングス<6835>(東2)は大嶋章禎会長が米サンノゼ州立大学ミネタ交通研究所評議員に選出されたことなどが材料視されて出直り拡大。マーケットエンタープライズ<3135>(東マ)YKT<2693>(JQS)は今期も大幅増益の見込みで好業績株の選別相場に乗り出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は少なめで9億8377万株(前引けは4億9384万株)。売買代金は1兆7634億円(同8492億円)。1部上場2104銘柄のうち、値上がり銘柄数は1497(同1346)銘柄、値下がり銘柄数は515(同627)銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は25種となり、値上がり率上位は、パルプ・紙、サービス、情報・通信、医薬品、小売り、その他製品、水産・農林、陸運、鉱業、卸売り、食料品、化学、不動産、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る