【株式市場】日経平均は後場一段軟化したまま小動き、底堅いが4日続落

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万9106円78銭(178円68銭安)、TOPIXは2007.96ポイント(10.81ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億5329万株

 11月10日(水)後場の東京株式市場は、米国の夜間取引でダウ平均の先物が下げているとされ、日経平均が前引けを50円ほど下回る138円安で始まり、ソニーG<6758>(東1)や東京エレク<8035>(東1)が一段軟調になったため13時にかけて2万9100円(185円安)を割り込んだ。その後は大引けまで2万9100円を出没しながら小動きを続け4日続落となった。

 後場は、サーバーワークス<4434>(東1)が米ソフト開発会社Zendesk(カリフォルニア州)公認パートナーの日本企業との協業発表などが好感されて一段と強含み、岡本工械<6125>(東2)は台湾大手とソニーG<6758>(東1)による国内半導体工場計画などが材料視され一段高。プレイド<4165>(東マ)は9月決算と今期予想など好感され一段と上げストップ高。ホロン<7748>(JQS)は四半期決算と業績予想の増額など好感され一段高。

 東証1部の出来高概算は11億5329万株(前引けは5億9222万株)、売買代金は2兆5203億円(同1兆2842億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は873(前引けは977)銘柄、値下がり銘柄数は1213(同1068)銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種(前引けは15業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ紙、海運、その他製品、電力ガス、鉱業、輸送用機器、石油石炭、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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