ラクーンは第1四半期の営業利益26%増加など注目されて値上がり率2位

株式市場 銘柄

■海外事業者からの仕入れニーズも高まり「ス―パーデリバリー」好調続く

 ラクーン<3031>(東1)は31日、急伸し、10時にかけて10%高の659円(59円高)まで上げて戻り高値を更新した。一時東証1部の値上がり率2位となった。BtoB電子商取引サイト「ス―パーデリバリー」などを展開し、30日の取引終了後、第1四半期決算(2018年5月~7月・連結)を発表し、営業利益が前年同期比25.7%増加したことなどが注目されている。

 この期間は、「ス―パーデリバリー」で、海外事業者および国内の小売業以外の事業者からの仕入れニーズの高まりを受け、ターゲットが国内の小売店だけではなく、国内の小売業以外の事業者および海外事業者にも拡大。連結売上高は同9.3%増加し、純利益は同30.3%増加した。
4月通期の見通しは期初に開示した予想を継続し、売上高は前期比6.4%増の27.09億円、営業利益は同17.2%増の5.13億円、純利益は同16.6%増の3.30億円、1株利益は18円53銭。売上高、各利益とも続けて過去最高を更新する。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■地域と共に築いた「鮪解体ショー」で世界一の舞台へ  銚子丸<3075>(東証スタンダード)は、同…
  2. ■速乾・吸水機能を備えたブラ&ショーツ、11月7日から応援購入受付  グンゼ<3002>(東証プラ…
  3. 日産自動車 日産 NISSAN
    ■経営再建計画の一環として保有資産を最適化、20年間の賃貸借契約で本社機能維持  日産自動車<72…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■売り方手仕舞いで需給改善が後押し  師走相場では、リスクの大きい銘柄であっても、逆日歩のつく信用…
  2. ■師走相場は最終レースさながら、勝ち負け分ける「掉尾の一振」に熱視線  師走である。礼節一点張りの…
  3. ■金利環境改善が銀行株に追い風、逆張りの買いも有力視  今週の当コラムは、銀行株に注目することにし…
  4. ■「トリプル安」も怖くない!?逆張りのバリュー株ローテーションからは銀行株になお上値余地  「神風…
  5. ■気温急低下がシーズンストック相場発進を後押し  今週のコラムでは、バリュー株選好の別の買い切り口…
  6. ■「押し」のAI株より「引き」のバリュー株選好で厳冬関連株の先取り買いも一考余地  「押してだめな…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る