5000円幅の上げ下げは20年に1、2度と心得るべし=犬丸正寛の相場格言

■5000円幅の上げ下げは20年に1、2度と心得るべし

昔から、記録破りは天底とも教えています。驚きの出来高や暴騰・暴落となったときは相場の転機となることが多く、上昇過程での驚き相場では利食いを先行、反対に下げ過程での驚きには買いのスタンスを取るのがよいと思われます。

一方、びっくり相場ということでは1990年から現在までの25年間で日経平均が年間で5000円以上の上昇となったのは2013年の5896円と1999年の5192円の2回だけです。一方、値下りでは2008年の6448円と2000年の5149円の2回だけです。データでは、上にも下にも大きい変動は頻繁に起きるものではないことを示しています。

もしも、13年のような大幅高を期待しているとすれば難しいことのように思われる。これまでの、何でも買いから銘柄を選定して買う相場に移っているように思われます。

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