【株式市場】NYダウの急落を受け東証1部銘柄は97%が値下がりし日経平均は一時809円安

株式

◆日経平均は2万1472円88銭(618円30銭安)、TOPIXは1613.77ポイント(38.30ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加気味で7億6950万株

チャート12 10月25日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅続落608ドル安を受けて株価指数の先物が先行安し、日経平均は414円安で始まり、10時15分頃に809円04銭安(2万1282円14銭)まで下押した。中で、パナソニック<6752>(東1)は介護関連業務開発の採択が材料視されて9時20分頃から堅調転換し、トヨタ自動車<7203>(東1)は9時10分頃を下値に持ち直し始めた。日経平均も次第に持ち直し、前引けは618円30銭安(2万1472円88銭)となった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって安い。

 中で、第2四半期決算を24日に発表したベリサーブ<3724>(東1)が堅調に推移し、インテリジェントウェイブ<4847>(東2)は消費税の軽減税率分をキャッシュレス利用に限り還元する案が材料視されて高い。医療ツーリズム事業の合弁会社を発表したメディア工房<3815>(東マ)も堅調。幸和製作所<7807>(JQS)はパナソニックの介護支援システム開発の協力機関との発表が材料視されて高い。

 東証1部の出来高概算は増加して7億6949万株。売買代金は1兆3581億円。1部上場2109銘柄のうち、値上がり銘柄数は55銘柄(3%)、値下がり銘柄数は2039銘柄(97%)。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値下がりし、値下がり率の小さい業種をみると、電力・ガス、不動産、鉱業、空運、食料品、小売り、ゴム製品、陸運、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  2. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…
  3. ■メガバンク株は業績修正や自己株取得が焦点、再編思惑も視野  銀行株やコメ関連株は盆休み明けの注目…
  4. ■日経平均史上最高値更新、夏枯れ懸念を払拭  前週末15日のマーケットは、お盆を象徴するかのように…
  5. 【ダブルセット・フルセット銘柄、夏休み明けも底堅さに期待】 ■上方修正・増配・株式分割の好材料銘柄…
  6. ■上方修正・下方修正問わず買い集まる異例の展開  3連休入りした9日の成田空港では、夏休みを海外で…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る