アイロムグループは樹状細胞の培養受託が好感されて続伸

株式市場 銘柄

■東証1部2109銘柄のうち、値上がり銘柄数は32銘柄にとどまる

 アイロムグループ<2372>(東1)は10月25日、一段高の続伸基調となり、11時にかけて13%高の2203円(260円高)まで上げて戻り高値を更新した。22日付で「免疫細胞治療に用いる樹状細胞の培養を受託」と発表。全体相場が軒並み安の中で逆行高となっている。

 100%子会社である株式会社IDファーマが、ウイルス性疾患等の治療と予防を目的とした第三種再生医療等としての免疫細胞治療に用いる樹状細胞の培養を、提携医療機関である一般社団法人ICR附属クリニカルリサーチ東京病院から受託することになった。具体的な受注件数が確定し、当期の業績予想に変更が生じる場合には、速やかに開示するとした。

 25日の東京株式市場は、NY株式の大幅安(608.01ドル安の2万4583.42ドル)を受けて全般急落相場になり、日経平均は10時15分にかけて809円04銭安(2万1282円14銭)まで下押した。11時10分現在は680円安。東証1部2109銘柄のうち、値上がり銘柄数は32銘柄(全体の15%)にとどまっている。(HC)

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