【株式市場】日経平均は一時405円高となり好業績株や材料株物色も活発

株式

◆日経平均は2万1281円85銭(381円22銭高)、TOPIXは1601.96ポイント(24.67ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億9024万株

チャート13

 2月18日(月)後場の東京株式市場は、昭和電工<4004>(東1)が14日発表の大幅増益決算などへの評価再燃とされて一段ジリ高となり、ソフトバンク<9434>(東1)は野村証券の投資判断引き上げを受けてジリ高など、個別物色の展開になり、前場活況高のブリヂストン<5108>(東1)などは大もみ合いに転じた。日経平均は13時にかけて前場の高値を上回り、一時405円73銭高(2万1306円36銭)まで上げた。大引けも381円高で大幅に反発した。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均もそろって高い。

 後場は、個別物色の色彩が強まり、エイジア<2352>(東1)が順天堂大学・医療看護学部へのWebフォーム作成システム納入などが材料視されて一段ジリ高。Jトラスト<8508>(東2)も大胆な不良債権処理が注目されて一段ジリ高の場面をみせて高い。ベルトラ<7048>(東マ)は今期も経常利益71%増益の予想などの大幅増見通しが注目されストップ高。北川精機<6327>(JQS)は第2四半期の各利益が事前予想を大きく上回ったことなどへの評価が再燃し後場ストップ高。

 東証1部の出来高概算は11億9024万株(前引けは6億3703万株)、売買代金は2兆425億円(同1兆802億円)。1部上場2129銘柄のうち、値上がり銘柄数は1908(前引けは1909)銘柄、値下がり銘柄数は180(同183)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けも33業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、石油・石炭、ゴム製品、鉱業、証券・商品先物、非鉄金属、小売り、銀行、ガラス・土石、倉庫・運輸、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る