【株式市場】日経平均は一時486円高まで上げ390円高、2度目の停戦会談への期待など強い

◆日経平均は2万6916円97銭(390円15銭高)、TOPIXは1904.43ポイント(17.50ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億114万株

 3月1日(火)前場の東京株式市場は、米NASDAQ高を受けて東京エレク<8035>(東1)などの値がさの半導体関連株が高く始まり、鉄鋼株や海運株も株式分割を発表した商船三井<9101>(東1)をはじめ軒並み続伸。日経平均は309円高で始まり、ロシア・ウクライナの2度目の停戦会談が数日中にも開かれると伝えられたことなどが好感され、午前11時にかけて486円44銭高(2万7013円26銭)まで上げた。前引けにかけては建設株が強く、日経平均も上げ幅を保った。

 INPEX<1605>(東1)が3日ぶりに高値を更新し、森永製菓<2201>(東1)は発行株数の6%規模の自社株買いなど好感されて大きく出直った。インテリジェントウェイブ<4847>(東1)やFFRI<3692>(東マ)が活況高などサイバー攻撃対策株が軒並み人気化し、専業銘柄や中小型株のセキュアヴェイル<3042>(JQS)、ブロードバンドセキュリティ<4398>(JQS)、サイバーセキュリティクラウド<4493>(東マ)はストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億114万株、売買代金は1兆5025億円。1部上場2179銘柄のうち、値上がり銘柄数は1410銘柄、値下がり銘柄数は675銘柄。

 また、東証33業種別指数は29業種が値上がりし、海運、鉱業、サービス、情報通信、鉄鋼、電気機器、精密機器、機械、その他金融、非鉄金属、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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