【銘柄フラッシュ】フェニックスバイオなど急伸しレッグスはディズニーのライセンス注目され活況高

株式市場 銘柄

 4月4日は、レッグス<4286>(東1)が朝方から大引けまで買い気配のままストップ高の150円高(15.8%高、1101円)に張り付き、ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約などが好感され、一気に年初来の高値を更新。

 安永<7271>(東1)は13.6%高となり4日連続大幅高。トヨタ向けの多いエンジン部品メーカーで、トヨタがハイブリッド(HV)車に関する特許を公開し世界にHV車の生産が拡がれば関連部品の販売が増加するとの見方。

 ヨロズ<7294>(東1)は9.7%高となり、日産自向けが多いが、4日は旧・村上ファンドの系統とされる投資会社レノが大量保有と伝えられて思惑高。

 エスプール<2471>(東2)は18.8%高となり、第1四半期決算の大幅増益が注目されて上場来の高値を更新。KIホールディングス<6747>(東2)は12.5%高となり、競技場向けの照明設備事業などへの注目が再燃とされて急反発。

 フェニックスバイオ<6190>(東マ)は高尿酸血症に関する特許が注目されて大引けまで買い気配のままストップ高の150円高(20.7%高、875円)を続け、値の重いほかのバイオ株から乗り換える動きもあるとか。テックポイント・インク<6697>(東マ)は朝からストップ高の150円高(20.2%高、893円高)で売買をこなし大引けもストップ高。同社製品が中国の車載機器メーカーに採用との発表が伝えられ戻り高値。

 エージーピー<9377>(JQS)は16.0%高。旅客機に地上での動力(電力・冷暖房気・圧搾空気)供給などを行い、中部国際空港の2本目の滑走路計画やオスプレイ不時着事件などが思惑をカキ立てたとの見方。ウエストホールディングス<1407>(JQS)は11.9%高となり、14時に第2四半期の業績見通しの増額を発表してから急伸した。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国際特許分類や元素リストを用いて多様な解決策を自動生成  AGC<5201>(東証プライム)は1…
  2. ■Newton・GR00T・Cosmosを軸にロボット研究を高速化  NVIDIA(NASDAQ:…
  3. ■700億パラメータ規模の自社LLMを金融仕様に強化、オンプレ環境で利用可能  リコー<7752>…
2025年11月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

ピックアップ記事

  1. ■鶏卵高騰・クマ被害・米政策転換、市場が注視する「3素材」  2025年11月、師走相場入りを前に…
  2. ■AI株からバリュー株へ資金移動、巨大テックの勢い一服  「AIの次はバリュー株」と合唱が起こって…
  3. ■日銀トレード再び、不動産株に眠る超割安銘柄  今週の投資コラムは、政策金利据え置きの投資セオリー…
  4. ■日銀据え置きでも冴えぬ不動産株、銀行株が主役に  株価の初期反応が何とも物足りない。10月30日…
  5. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  6. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る