ドンキホーテホールディングスは熊本の3店舗を既存店から外して集計しても売上高5.4%増加

ドンキホーテホールディングス

■4月の月次販売高状況が好調で後場一段上値を指向

 ドンキホーテホールディングス<7532>(東1・売買単位100株)は10日の後場一段上値を指向し、14時30分には3910円(260円高)まで上げて昨日までの4日続落から反発幅を拡大した。昼12時に4月の月次販売高状況を発表。既存店の売上高が前年同月比5.4%増加したことなどが好感された。

 4月分の集計に際しては、震災の影響を受けた熊本県の3店舗は既存店から除外したが、それでも既存店の売上高は今期初から毎月増加した。客数は2ヵ月ぶりに増加して同1.1%増となった。

 2月以降は3400円前後から4200円前後のレンジで高下する往来相場が続き、4000円の大台に乗ると重くなる印象があるが、6月決算は連続最高益を更新する見込みのため、往来相場を抜け出す期待は少なくないようだ。12月には上場20周年を迎える。

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